【赤ら顔におすすめ!】赤ら顔に有効なカラー下地を選ぶ3つの方法
雪国の少女みたいに頰が赤いって、ちょっと可愛らしい印象ですよね。
でも、私たち大人の頰がそんなに赤いと、いわゆる「赤ら顔」と呼ばれてしまいます。
今回は、そんな赤ら顔に悩む女性のための、赤ら顔ケアや下地を使った、おすすめの赤ら顔カバーメイク方法をお伝えしたいと思います。
赤ら顔ってどういう状態?
赤ら顔とは、頰などを中心に、顔の皮膚が炎症を起こしている状態を赤ら顔と呼びます。
無理なクレンジングや洗顔、間違った肌ケアにより、皮膚が薄くなったりトラブルを起こしたりしている状態ですね。
皮膚が弱くなると肌バリアが壊されてしまい、ニキビや肌荒れなどの様々な肌のトラブルが起こりますし、普段使っている化粧品や乳液などスキンケア用品の強い成分は、余計に肌にしみてしまいます。
こうなると、スキンケアによって余計に肌を荒らしてしまうという悪循環に陥ってしまい、赤ら顔はますます酷くなってしまうんですよね。
頰だけが赤らむのは、とても可愛いのですが、おでこや鼻の頭・口の下のアゴまでも赤らんでいると、ただの皮膚の荒れですので、見た目はとても気になる状態です。
また、寒さやステロイド剤によって毛細血管が広がってしまっていたり、皮膚が薄くて毛細血管が透けて見えるという場合もあります。
肌の調子を整えて、赤ら顔を改善していくことが大切になってきます。
赤ら顔の根本的な解決法とは
赤ら顔を改善するには、まず使っているスキンケア用品と下地やファンデーションなどの、化粧品を見直すのが早道です。
あなたの使っているスキンケア用品と下地・ファンデーションには、合成薬品や添加物がどのくらい入っているか見たことがありますか?
おすすめするのは、肌に優しい成分で作っている製品ですが、そうではない「パフォーマンス重視」のものも、まだたくさん存在しています。
一度、自分の肌には合っていないのかもしれない、と疑ってみてもいいかもしれません。
一旦使用をやめてみて赤ら顔が改善するようであれば、スキンケア用品や下地・ファンデーションのブランドチェンジで解決できると思います。
スキンケアや下地が肌に合っているか確かめる方法
1週間程度、一旦スキンケア用品や下地・ファンデーションの使用をやめてみて、肌に合っているのか調べたくても、
1.肌が乾燥するかも?
2.化粧なしでは仕事に行けない
などの事情もあると思います。
そういうあなたには、次のことをおすすめします。
これは、宇津木式ノースキンケアを推奨している宇津木龍一先生がおすすめする方法でもあります。
1.肌が乾燥するかも?
ワセリンを少量つけておきましょう。
たっぷりではなく、耳かき1杯〜2杯分くらいを手に取り、顔をこすらないように肌にのせる感じでやります。
これなら皮膚の乾燥は防げますし、肌の保護もしてくれます。
2.化粧なしでは仕事に行けない
ワセリンを肌にのせ、肌を保護してから化粧をしましょう。
ファンデーションや下地、日焼け止めなどは最低限の軽めな化粧が良いです。
クレンジングでは、ゴシゴシせずに優しく洗いましょう。
(優しく洗うことを前提に、化粧を薄づきにしておくのが良いと思います。)
上記2つのことを試して、1週間ほど様子をみてください。
もし、改善がみられたら、スキンケア用品や下地・ファンデーションなどの化粧品を見直してみましょう。
それでも、赤ら顔や肌の荒れが改善しない場合には、皮膚科などの医療機関に相談して、適切な治療を受けることを検討してみてください。
おすすめのカラー下地選び3つ!
肌の調子は悪くないけれど、赤ら顔なんです… そんな女性もいると思います。
そんな方は、化粧品で赤ら顔をカバーしてみましょう。
ただ、ファンデーションや下地を厚く塗るだけでは、”妖怪・塗り壁”とかあだ名がついてしまうかもしれませんので、正しいやり方をぜひ覚えてください。
化粧は正しくやると、あなたの綺麗を引き出してくれます。
次からは、赤ら顔をカバーするための、おすすめな化粧方法をみていきましょう。
準備するもの
赤ら顔を隠すために、ベースメイクをしっかりしましょう。
そのために必要なものは、
- 化粧下地
- コントロールカラー
- ファンデーション
です。
塗る順番とすると、
- 日焼け止め:紫外線を防止するためのもの
- 下地:肌の凹凸をなくすもの
- コントロールカラー:肌の色を調節してファンデーションの発色をよく仕上げるもの
- ファンデーション:顔全体の印象を決める肌の化粧のため
ですが、製品によっては日焼け止めと下地が一緒だったり、日焼け止めと下地とコントロールカラーが一緒だったりすることがあります。
たくさんのものを重ねると時間もかかるので、日焼け止めと下地とコントロールカラーを合わせたものがあれば、時短にもなりますし、荷物も少なくておすすめです。
肌に優しいタイプのものであれば、なお良しですね。
一番大事なのは、肌の色を調節してファンデーションの発色を良くする、コントロールカラーになってきます。
ファンデーションで肌に化粧をする前に、肌の色を整えておかないと、見た目の色にムラが出てしまうのです。
カラー下地の選び方3つ
では、あなたの赤ら顔に合った、カラー下地を選んでみましょう。
1.グリーン系
2.イエロー系
3.上級テク!色の違うカラー下地を混ぜる
1.グリーン系
赤ら顔やニキビの跡、また小鼻の横や目尻の赤みを消すには、グリーン系のカラー下地がおすすめです。
色彩学の話になりますが、赤に補色の緑を加えると、人の目にはイエローに見えるのです。
この効果を利用して、赤い部分にはグリーン系のコントロールカラーやカラー下地がおすすめです。
2.イエロー系
グリーン系のカラー下地は、赤みを相殺してイエローに見せてくれる効果がありました。
しかし、あなたの赤ら顔が顔全体に広がっている場合は、イエロー系のカラー下地をおすすめします。
それは、グリーン系は赤い部分にのせるとイエローに見えるのですが、時間が経つとグレーっぽい色に変色してくることがあるのです。
顔全体にグリーン系のカラー下地を塗ってしまうと、午後になって顔色が悪くなってきたような印象になってしまいかねないのです。
その点、イエロー系のカラー下地だと、赤みを程よくやわらげるし、時間経過後の劣化も少ないのです。
なので、カラー下地の試供品でイエロー系とグリーン系の2つを試してみて、ご自分に合っている方を選ぶことをおすすめします。
3.上級テク!色の違うカラー下地を混ぜる
カラー下地のグリーン系もイエロー系もしっくりこなかった場合、両方を混ぜて使うというテクもあります。
元々のお肌がブルーベースであったり、イエローベースの場合は、グリーンとイエローを混ぜたものが合う場合が多いのです。
試行錯誤は時間もかかりますが、一度合うことがわかってしまえば、それ以降きれいな肌を維持できるので、面倒ですがぜひ自分に合うカラー下地を模索してみてくださいね。
カラー下地の塗り方
赤ら顔をカバーしたいからと、べっとりとカラー下地を塗ってしまうのは、化粧崩れの原因となります。
カラー下地は、薄く塗るほうがぜったいにおすすめです。
薄くしようと思っても、ついたっぷりになってしまうのが女子の心理です。
特に広い部分には、指2本を使い特に薄く塗ることを意識して、赤みが気になる部分に薄くのせるようにカラー下地を塗りましょう。
おすすめのファンデーションカラー
赤ら顔のカバーに、一番効果を発揮するのはカラー下地なのですが、その上に乗せるファンデーションも、できればイエロー系かベージュ系にすると、カバー力がアップします。
ピンク系のファンデーションだと、せっかくのカラー下地を台無しにしてしまう可能性があり、避けた方が無難です。
それでも、イエロー系かベージュ系のどちらも合わない気がする、と思った時は、首の色に合わせた色を選ぶことをおすすめします。
赤ら顔をカバーすることに専念しすぎて、顔の色だけ目立ってしまってもみっともないですよね。
通販であれば試供品を必ず試してみるか、販売員のいるメイクコーナーで、下地とファンデーションを合わせて試しながらいい色を選んでみてください。
また、カラー下地はクリーム状であることがほとんどです。
そこにクリームのカバー力抜群なファンデーションを塗ると、イタイ印象になることは確実です。
おすすめは、薄づきのパウダリーファンデーションや、リキッドファンデーション・ミネラルファンデーション。
薄づきにすれば、自然なメイクになり、化粧崩れも起こりにくなりますよ。
赤ら顔でもチークはおすすめ
最後に、大事なポイントです。
赤ら顔は、顔の赤みがきになるのですが、下地できちんと顔色をコントロールしてしまうと、頰に赤みがないとのっぺりした印象の顔になってしまいます。
顔のタイプによっては、冷たいイメージや病的なイメージになってしまうことも。
赤ら顔でも、チークを入れた方がイメージの良いメイクになります。
自分で似合うと思う色や、お店の方のおすすめの色で頰に色を入れてみてください。
まとめ
いかがですか?
赤ら顔だからといって、メイクを諦めてしまうことはありません。
冬など寒い時には、赤ら顔に悩む人も多くなります。
カラー下地を上手に使い、ぜひメイクできれいな肌色を楽しんでくださいね。