不妊治療は5段階!実際の治療の手順を詳しくお伝えします!

あなたも、不妊治療を受ける手順を知りたいと、思っているのではないでしょうか?

人工授精や体外受精という言葉は知っていても、不妊治療の手順はあまり知られていないようです。

婦人科へ行く時も、全く手順を知らなければ不安ですよね。

保険適用や助成もあるので、知っているのと知らないのとでは、費用にも大きな差が出てしまいます。

今回は、不妊治療を受ける手順を、詳しくお伝えしていきます。

 

不妊症の治療を始める目安

避妊をしないで通常の夫婦生活を送っていれば、半年で70%、1年で90%、2年で100%が自然に妊娠するといわれています。

避妊をしていないのに、1年たっても子供ができないのは、自然ではないということ。

不妊症の目安が結婚してから1年と聞くと、なんだか少し早い気もしますが、年齢が高くなればさらに妊娠しにくくなります。

早期に子供を望むのであれば、不妊症の治療も視野に入れて、妊娠の計画をするのも妊活の1つですね。

 

不妊治療の手順

不妊治療は、結果を見ながらステップアップして行きます。

生理の1サイクルを1周期として、5~6周期で結果が見られなければ、次の治療に移るという手順です。

5段階の不妊治療があり、初めに基本検査が行なわれます。

2年以内に、妊娠と出産という結果を出すことが、一般的な目安とされています。

 

不妊の治療の基本検査の手順

女性はもちろん、男性の両方に検査があります。

女性の場合は、血液検査が主になり健康保険が適用されるので、5千円ほどで受けられるようです。

男性は、全額が自己負担となり、1万円ほどが必要になります。

女性の基本検査の手順としては、基礎体温を測って生理の周期に合わせて行なわれるのが主なので、基礎体温表が重要になります。

基礎体温表を元にした、主な基本検査は5つです。

 

子宮卵管造影検査

生理の直後の5~8日目に、子宮の入り口から造影剤を注入して、子宮腔や卵管での流れ、流出、広がりを2日間に渡ってX線で3枚の画像を撮影します。

子宮卵管造影で、その後の治療法が決定されます。

 

経腔超音波検査

腟内に超音波プローブを挿入して、子宮筋腫、卵巣嚢種、子宮内膜症などの異常を調べる検査です。

卵胞が発育を始める低温期には、卵胞の大きさを計測して排卵日の予測を行います

高温期には、子宮の内膜の状態や確実に排卵が起こったことを確認します。

 

通気通水検査

生理の直後の5~8日目に、卵管の通過性を調べるために、子宮内に生理食塩水と炭酸ガスを注入します。

検査だけでなく、軽度の卵管狭塞が改善されることもあるので、治療効果も期待できる検査です。

 

ホルモン検査

生理の3~5日目に行う、卵胞刺激ホルモンや黄体化ホルモンの検査です。

数値が高すぎたり低すぎたりすると、排卵障害がみられる場合があります。

 

頸管粘液検査(フーナーテスト)

精子と頸管粘液との、適合性を調べる検査です。

フーナーテストとも呼ばれ、子宮頸管の粘液を採取して、精子が子宮に入っているかどうかを確かめます。

この粘液が少なかったり、濁りや粘度が高い場合には、精子は子宮腔内に入ることができないので不妊の原因となります。

 

不妊治療の5段階のステップ

基礎検査の結果を踏まえて、タイミング療法、排卵誘発、人工授精、体外受精、顕微授精といった、5段階のステップの手順で不妊治療が施されることになります。

段階が上がるごとに、保険適用がされなくなるなど、費用も高くなります。

国や自治体の、助成金が受けられる場合もあるので、医師ともよく相談して計画的に行いましょう。

 

タイミング法

費用も掛からず、効果も高いとされるタイミング法は、一般的な不妊治療法として最も広く普及しています。

不妊治療で妊娠に成功した約1/3が、タイミング法なのだそうです。

基礎体温表や超音波検査で排卵日を予測して、排卵日前後に夫婦生活を持ち、排卵日から2週間ほど後に尿検査による妊娠判定を行う手順です。

半年を目安に、結果が出なければ次の治療のステップに進みます。

 

※タイミング法の費用の平均は、1周期で1万円から1万5千円ほどです。

産婦人科で行うタイミング法は、自分で行うよりも排卵を正確に予測して、指導されるので妊娠しやすくなります。

 

排卵誘発

排卵誘発剤には、卵胞を育てて排卵を起こす効果があり、飲み薬や注射などの様々な方法で投与されます。

排卵障害がある場合でも、確実に排卵を起こしてくれます。

 

※排卵誘発の費用は、一般的には内服薬も注射も保険が適用されるので、高額な費用になることはありません。

しかし、薬の投与量が増えたり、内服薬でも注射でも病院によっては最初から保険が適用されないこともあるので、事前に確認しましょう。

 

人工授精

排卵誘発でも結果が出なければ、人工授精の治療に進みます。

人工授精は、精子を子宮に注入するプロセスが人工的なだけで、その後は自然妊娠と同じです。

人工授精を数回行うことで、25~30%の人が妊娠します。

人工授精からおよそ2週間後に、尿検査による妊娠判定を行います。

 

※人工授精の費用は、保険適用外でなので施設によって大きな差が出るようですが、1回当たり1万円から3万円です。

助成金が受けられる場合もあるので、自治体に確認してみましょう。

 

体外受精

体の外で、精子と卵子を受精させ、受精卵を子宮内に戻す方法です。

体外受精では、卵子に精子を振りかけて自然に受精するのを待ちます。

以前は、高度な不妊治療でしたが、最近では一般的な治療方法の一つになってきています。

 

※体外受精の費用は、保険が適用されないので全て実費支払いとなり、1回の体外受精で成功する場合と複数回行う場合でも、金額は大きく異なります。

約10~100万円の費用になるようです。

自治体によっては助成金が設けられている場合もあるので、自治体のホームページなどで確認してみましょう。

 

顕微授精

顕微授精は、顕微鏡で見ながらピペットを使って、精子を卵子の中に注入します。

精子と卵子を選んで直接受精させる以外は、体外受精と変わらない手順で行われます。

 

※顕微授精の費用はすべて自己負担となり、費用が高くなります。

1回当たりおよそ30万から50万円はかかります。

保険は適用されませんが、年齢や在住年数などの条件を満たした場合に、国や自治体からの助成金があるようです。

治療を始める前に、確認してみましょう。

 

【まとめ】費用も不妊治療の重要な手順

不妊治療の手順の1つとして、費用の確認も重要ですね。

しっかりした資金計画は、妊娠と出産には欠かせません。

長引けば治療費も高額になるので、国や自治体の助成金を確認しておきましょう。

医師やパートナーとも話し合いを密にして、不妊治療に伴う様々なストレスを軽減して、妊娠と出産を待ちたいですね。

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