群発頭痛が発症しているかも?効く市販の薬は?気になる人は要チェック!
群発頭痛は、群発地震のように何回も何回も激しい頭痛が起こる病気です。
頭痛で苦しんでいるあなたも、群発頭痛が発症しているのかもしれません。
群発頭痛は、どんな病気なのか?効く市販の薬はないのか?
いろいろ調べていくうちに、いいサプリメントがあったので紹介しておきますね。
頭痛もちの人は、ぜひチェックしてみましょう。
それでは、群発頭痛のこと、効く市販の薬について、お伝えしていきます。
群発頭痛の症状
群発頭痛は、眼球周辺が激しく痛む頭痛です。
目の奥がえぐられるような痛み、目の裏側をキリで刺され続けるような耐えられない痛み、麻酔なしで歯を削られるような痛み、など人によって様々な表現をしますが、要はとにかく激しく痛いのです。
特徴としては、
- 発症すると1〜3年ほどの周期で現れる
- 現れると1〜2ヶ月間続く(群発期)
- 毎日同じくらいの時間に1日1〜数回起きる
発症率は10万人に1人と言われていて、男性に多く発症するようです。
目がえぐられるような強い痛みが数ヶ月続くので、生活に影響を及ぼし、別名自殺頭痛とも呼ばれているほどです。
頭痛に怯える気持ちは、頭痛持ちの人にしかわからないかもしれませんが、自分がこの群発頭痛を発症したらと想像しただけで、鳥肌が立つくらい恐ろしくないですか。
経験者が「痛すぎて床を何時間ものたうちまわっていた」「痛すぎて眠れず痛さが治ってから失神したように眠った」などと言うのを聞くと、痛さの度合いが激しいことがわかります。
頭痛以外の症状としては、まぶたの下垂や鼻水、涙が出てきて止まらないという症状もあるようです。
では、この群発頭痛の原因とは、なんなのでしょうか。
群発頭痛の原因
群発頭痛の根本的な原因はまだわかっていませんが、目の周りや奥(要は頭)の血管が何らかの理由により拡張してしまうことで痛みが発症するといわれています。
偏頭痛も血管が拡張することによって起こるといわれています。
なので、対処は拡張した血管を収縮させることになります。
市販の薬を使ったり処方薬を使って、群発頭痛を上手に乗り切っていきたいですね。
では、発症してしまった群発頭痛への対処法はどんなものがあるのでしょうか。
群発頭痛の対処法
まず、群発頭痛が発症してしまったら、一番は体を休めることが大事です。
痛みを止める薬を使った後、静かな場所で、体は温め、頭は冷やして寝るのが効果があるようです。
古来からの知恵である頭寒足熱は、現代でも有効な対処法のようです。
湯たんぽなどを使い体を温め、頭は氷枕などで冷やしておきましょう。
初めて痛み出した時や、痛みがひどい時、痛みが出ても時間のある時は、医療機関を受診して処方薬をもらいましょう。
群発頭痛に効く処方薬
一番効くのは、処方薬「イミグラン」の皮下注射と点鼻薬、という意見が多いです。
やはり、専門家に出してもらう薬はよく効くようです。
自分でイミグランを注射ができる、キットも売っているそうです。
健康保険が使えると、家計的にも助かります。
ただ、なかなか診察時間中に医者に行けない方もいます。
そういう方は、市販の薬を上手に使っていきましょう。
群発頭痛に効く市販薬
経験者の間で、群発頭痛によく効くといわれる市販の薬は、点鼻薬です。
「リドカイン」という局所麻酔成分の入った点鼻薬が、痛みを和らげ、群発頭痛によく効くようです。
名前を出すと、「ベンザ点鼻薬」というものが、群発頭痛をお持ちの方の中では、よく効く市販薬として一般的なようです。
痛みが出てから、数分〜数十分間隔で、数回点鼻してみましょう。
その他の市販点鼻薬を買う時は、「リドカイン」という成分が入っているかを確認してから購入しましょう。
スマトリプタンや無水カフェインなどの成分が入った薬も、血管の拡張を抑える効き目があるようです。
名前をあげると、「イブ」や「ノーシン」などのよく売られている頭痛薬には無水カフェインが入っているので、いざという時は安心ですね。
しかし、処方薬も市販薬もですが、痛み始めてすぐに飲まないと、薬の効きが悪くなります。
一度痛みの回路ができてしまうと、後からの投薬では効き目が弱まるらしいです。
私が偏頭痛で脳外科を受診した時にも、ドクターが「痛みが出たらすぐに飲んだ方が早く効きます」と言っていました。
専門家もそういう認識でいるので、私たちも合言葉のように、「痛みが出たら、すぐ薬!」と、いつでも薬を摂れるよう常備しておきたいものですね。
酸素を吸入することも効くと言われていますが、登山用などの市販の酸素ボンベだと2〜3缶分ほど吸入する必要があります。
これは合う・合わないなどもあるので、一度試して見ると良いと思います。
群発頭痛の予防法
では、群発頭痛が発症しないように、どう予防していけばいいのでしょうか。
まず、血管の拡張が原因であると言われている以上、血管が広がらないようにすることは大事ですね。
医療機関では、「ワソラン」という血管が拡張・収縮するのを抑える予防薬を処方してくれます。
毎日忘れずに飲み続けると、効果があるそうです。
逆に、ニトログリセリンなど、血管を広げる薬をいつも飲んでいる人は、それが原因で群発頭痛が発症しないか、主治医の先生に相談してみてください。
また、人間の体はとても頭が良く、血管は収縮したら、拡張しようとするものです。
なので、必要以上に収縮させないようにすることも大事なのですね。
血管を収縮させる喫煙やカフェインの取りすぎ、ストレスなども、その後血管を拡張させる原因になるので、控えましょう。
経験者の方によると、目を使いすぎたり、食べ過ぎ・飲みすぎ、チョコやチーズの食べ過ぎ、寝不足や不規則な生活リズムも群発頭痛を引き起こす原因になるそうです。
適度な運動を心がけ、食事や生活に気をつけることが、一番の予防法と言えるでしょう。
健康に関してのことを書いているといつも最後は、やはり適度な運動とバランスの良い食事、生活リズムを整えることが不調の予防や回避の王道だなと感じています。
まとめ
今回は、多くは男性、しかも10万人に1人の発症という、群発頭痛について、対処法や予防法をみてきました。
女性は、群発頭痛はなくても、偏頭痛をお持ちの方は多いです。
原因は様々ですが、頭痛は本当にツライものです。
市販薬やサプリメントの効き目を最大に生かし、必要な時は医療機関にかかり、充実した生活を続けていきましょう。
いろいろ調べていくうちに、見つけたいいサプリメント。