メイクをしても目立ってしまう、毛穴の黒ずみを溶かす方法3つ。
小鼻などに代表される、毛穴の黒いブツブツは、メイクをしても目立ちますよね。
毛穴の黒ずみは、老廃物の塊です!溶かしてすぐに除去しましょう。
でも、正しい毛穴の黒ずみを溶かす方法を知らないと、逆にお肌が荒れてしまうこともあるんです。
今回は、お肌を痛めず毛穴の黒ずみを溶かすために、知っておいた方が良いことや正しい方法をお伝えします。
毛穴の黒ずみは何でてきてるの?
そもそも、毛穴の黒ずみは何からできているのでしょうか?
まず、黒くなる前の毛穴のブツブツは「角栓」と呼ばれます。
角栓は、脂肪だと思われがちですが実際は、3:7の割合で酸化した皮脂(脂質)と古い角質(タンパク質)で作られています。
日々剥がれていく肌の角質や、皮脂が細い毛穴に溜まったものが、角栓ということです。
ターンオーバーが乱れているというサインでもあります。
年齢を重ねると、肌の生まれ変わる周期が、若い頃の平均28日間より長くなってしまうものなのです。
そうすると、皮脂が剥がれ落ちず、角栓として溜まってしまいます。
角栓が空気に触れて酸化すると、黒くなって毛穴の黒ずみになります。
肌色のブツブツも見た目が悪いですが、黒ずみのブツブツがあるのも、女子としては堪え難いものです。
また、毛穴のブツブツは、いく層にも重なった老廃物が毛穴に詰まった状態ですし、酸化した皮脂はお肌をゴワゴワにしてしまうので、角栓は取り除いたほうが良いのです。
そのほかにも、老化による毛穴の開きやスキンケアのしすぎ、油性化粧品を使いすぎるなどの原因で毛穴の黒ずみがひどくなってしまいます。
それでは、角栓はどうやって取り除けばいいのでしょうか?次で見てみましょう。
毛穴の黒ずみは溶かして取り除く
黒ずんだ角栓は取り除いた方が良いのですが、無理やりゴシゴシとこすったり、角栓を押し出したりするのは肌を傷めるので、オススメはできません。
毛穴の黒ずみは「溶かす」のが正解です。
溶かすというと肌にダメージがありそうですが、実際は入り口にあるブツブツの部分を溶かしてしまうということです。
凹凸がなくなれば、メイクをするにも綺麗に仕上がります。
また、日々できてくる角栓を頻繁に溶かしていれば、角栓もやわらかくなって取りやすくなり、酸化してできる黒ずみも解消できるのです。
毛穴の黒ずみを溶かす方法3つ
黒ずんだ角栓を抜くと、スッキリと取れて良さそうですが、デメリットもあります。
- 肌の油を過剰にとりすぎて過剰に皮脂が分泌する
- 肌にダメージを与えすぎてしまう
- 角質が厚くなり、肌がゴワゴワしたり、色素沈着する
- 開いた毛穴が炎症を起こす
などですが、もしそうなると恐ろしいものばかりですよね。
では、ダメージを最小に抑えて、毛穴の黒ずみを溶かす方法3つをお伝えします。
1.オイルで溶かす
2.重曹で溶かす
3.炭酸水で溶かす
1.オイルで溶かす
「オリーブオイル」や「ホホバオイル」など、お肌用に作られたオイルを使いましょう。
クレンジングオイルは、メイクと馴染ませるためにオイル以外の成分も入っているので、長時間肌にのせるには向かないため控えてください。
オリーブオイルは酸化しにくく肌に馴染みもいいのですが、質が良く冷暗所で保管したエキストラバージンオイルなどを使う方が良いでしょう。
手順です。
- 洗顔をする
- 蒸しタオルで1分ほど温めて毛穴を開く
- 手にオイルを出す
- 指の腹を使って、優しく小鼻の角栓を溶かすようクルクルする
- ざらつきがなくなったら、ふき取るか洗い流す
その際、乾燥肌の方は、洗顔料で洗い流さず乳液で拭き取るだけでいいでしょう。
その後のスキンケアは、ビタミンCなどを含んだものを使うとなお効果的ですね。
オイルで黒ずみを溶かすのには即効性はありません。
即効性があるということは、お肌に負担がかかっているということ。
あくまでもセルフケアとして週に1〜2回を続けていると、2〜3ヶ月で変化を感じられるようになると思います。
2.重曹で溶かす
重曹は、アルカリ性が強いので、皮脂を溶かしてくれる作用があります。
ケーキをふくらましたりする食用のものを選びましょう。
普段の洗顔料に少し混ぜてもいいですが、オススメは重曹パック。
手順です。
- 重曹大さじ1と水小さじ1〜3を混ぜてペーストを作る
- 洗顔をする
- 蒸しタオルで1分ほど温めて毛穴を開く
- ペーストを毛穴の黒ずみが気になる部分にのせる
- 10分ほど放置して洗い流す
アルカリ性が強いので、長時間お肌にのせておくのはやめましょう。
また、洗い流したら普段のスキンケアを念入りに行い、お肌を整えてあげると良いでしょう。
毛穴の黒ずみが気になる方は週に1〜2回、黒ずみよりブツブツが気になる方は週1回ほどを気長に継続してください。
3.炭酸水で溶かす
炭酸水を使っても毛穴の黒ずみを溶かすことができます。
炭酸水に含まれる二酸化炭素が、肌の新陳代謝を促して、ターンオーバーが活発になるのです。
また、炭酸水はタンパク質を吸着する働きがあるので、パックに使うと毛穴の角栓を溶かしてくれるのですね。
手順はこちらです。
- 洗顔します(炭酸水で洗い流すのも良い)
- 蒸しタオルで1分ほど温めて毛穴を開く
- コットンに炭酸水をしみこませて、5〜10分間放置する
- 普通にスキンケアをします。
炭酸水には、毛穴をキュッとさせる作用もあるのでつるっとした肌を目指せます。
週に1〜2回を根気よく続けましょう。
溶かす以外の毛穴黒ずみ解消法
毛穴の黒ずみを溶かすセルフケアは、お肌にダメージを与えない代わりに即効性はありません。
では、溶かす以外で黒ずみをやっつける方法は?というと「ピーリング」です。
ドラッグストアなどに行くと、ピーリング剤がたくさん並んでいますが、ピーリングは肌にダメージを与えることもあります。
ですから、成分には注意が必要です。
手順です。
- AHAやフルーツ酸、乳酸、グリコースなどのピーリング成分(ph4〜5)を選ぶ
- 週1〜2回、洗顔後に肌にピーリング剤を塗る
- 指定された時間肌にのせておき、綺麗に洗い流す
- 洗い流したら、いつものスキンケアをしっかりする
黒ずみが気になるからといって、時間を延ばしたりせず、使用方法をきちんと守りましょう。
ダメージの少ないピーリングも、即効性は期待できないので、じっくりと根気よく続けましょう。
毛穴の黒ずみを予防するのが一番
毛穴の黒ずみは、溶かすことで解消できますが一番は予防することです。
手順は、
- 栄養バランス良く腹八分目で食べる
- 油ものをたくさん摂らない
- 生活リズムを整え、睡眠をたくさんとる
- ホルモンバランスが崩れないような生活をする
など、体に良い生活を心がけることで毛穴の角栓が過剰にできてしまうのを防げます。
ぜひ、生活も見直してみてほしいなと思います。
まとめ
いかがですか?鼻がブツブツ黒ずみがあるのは、みっともないですよね。
セルフケアで黒ずみを溶かすことができます。根気よく続けていきましょう。
化粧品で隠せるからと手を抜かず、化粧がより綺麗に仕上がるように、また自分の肌に自信を取り戻すためにも、毛穴の黒ずみを解消し、なめらかな肌を目指しましょう。