まつ毛を伸ばす驚きの美容液!それは緑内障用の目薬?!

きれいに伸びたまつ毛は、美人の必須アイテムですよね。

数ある美容液でも、ひときわ効果のある美容液があります。

その、驚くほどまつ毛を伸ばす美容液は、目薬なんです!?

この目薬、じつは緑内障の治療用目薬です。

今回は、緑内障の治療用目薬と、その成分が同じ美容液について詳しくお伝えしていきます。

 

まつ毛を伸ばす薬とは?

まつ毛をきれいに伸ばすために、専用の薬や美容液が販売されています。

中には、医療用のまつ毛を伸ばすための薬もあります。

以下が効果が高いといわれている製品です。

  • ルミガン
  • ケアプロスト
  • グラッシュビスタ
  • ラティース

美容に詳しい方なら、知らない製品はないかもしれません。

もしかしたら、現在お試し中!という方もいるかもしれませんね。

これらの、まつ毛を伸ばす製品をまつ毛に塗ると、早い人では2週間で効果を感じられ、数ヶ月もすると毛量が、明らかに違ってくるようです。

このように、とても効果の高く優れた製品ですが、含まれている成分はほとんど同じです。

その成分とは「ビマトプロスト」と呼ばれる、緑内障治療用の目薬の主成分なのです。

 

まつ毛が伸びる成分はビマトプロスト

ビマトプロストとは、ご紹介した製品の中にあったルミガンの主成分です。

じつは、ルミガンは美容薬ではなく、緑内障の進行の原因となる、眼圧の高さを抑えるために開発された目薬です。

他の製品も、衣料品として分類されているものがあります。

ケアプロストは、ルミガンのジェネリック薬品です。

主成分はビマトプロストです。

グラッシュビスタは「睫毛貧毛症(しょうもうひんもうしょう)/まつ毛貧毛症」の治療薬に使われていますが、ビマトプロストが主成分です。

そして、ルミガンと成分量も同じです。

それから、ラティースは美容液ですが、ルミガンとラティースは同じものです。

ルミガンを、まつ毛の美容液として、名前を変えて販売されているだけです。

このように、まつ毛を伸ばすには、ビマトプロストが高い効果持っていることが分かります。

ですが、ビマトプロストは、元々まつ毛を伸ばすためではなく、緑内障の治療用の目薬です。

ではなぜ、まつ毛を伸ばすのでしょうか。

まつ毛が伸びるのはビマトプロストの副作用?!

緑内障など、眼圧が高い状態から眼圧を下げるのが、ビマトプロストの本来の目的です。

ですが、薬ですから副作用もあります。

ビマトプロストを含む、ルミガンを使用した患者さんの多くに、まつ毛が濃くなる、増えるなどの副作用が現れました。

その副作用を逆手にとって、まつ毛を伸ばす美容液として販売されたのがラティースです。

そして「睫毛貧毛症(しょうもうひんもうしょう)/まつ毛貧毛症」というまつ毛が短い、少ない、生えにくい、または生えないなどの症状改善の薬がグラッシュビスタです。

グラッシュビスタは、厚生労働省に認可され、睫毛貧毛症の正式な治療薬として認められています。

ではなぜ、ビマトプロストが、まつ毛を伸ばすのでしょうか?

なぜビマトプロストはまつ毛を伸ばす?

ビマトプロストは、房水(ぼうすい)を排出する効果が注目され、緑内障の治療用の目薬として採用されました。

*房水については、次で詳しく説明します。

ですが、他にもメラニン色素を活性化する、毛の成長を促すという働きもあります。

この働きによって、まつ毛が黒く、成長が早く、しかも抜けにくいという効果が生まれます。

体毛には、生えて抜けるまでの周期があります。

まつ毛は、約30日~100日と個人差がありますが、生え変わり周期も遅くなるため、まつ毛が抜けず増えていきます。

ビマトプロストは、もともと緑内障の治療薬です。

本来は、どのように使われているのでしょうか。

 

ビマトプロストの本来の使用目的

ビマトプロストの本来の目的は、緑内障の眼圧を下げる、抑制するものです。

一般的には、ルミガンという製品名で呼ばれ、緑内障の治療ための目薬として、病院から処方されます。

緑内障の目薬には、眼圧を高くする房水(ぼうすい)の排出を促すタイプの目薬があります。

房水とは、水晶体など眼球の部分でも、血管がない場所に栄養などを運ぶ役目をしています。

この、房水がうまく流れなくなると、房水がせき止められた状態になり、眼圧が高まります。

目薬のルミガンの、主成分であるビマトプロストは、房水の排出を促します。

結果、眼圧が下がり、緑内障の進行を止める働きをします。

ビマトプロストの、まつ毛を伸ばす効果は、副作用として発見された効果ですが、他には副作用はないのでしょうか。

 

ビマトプロストの副作用

ルミガン、グラッシュビスタなど、ビマトプロストを含む薬や、ラティースなどの美容液には共通した副作用があります。

体毛が伸びる以外の副作用

  • 色素沈着:メラニン色素を活性化する働きがあるため、ビマトプロストが肌に付着した部分が黒っぽくなることがあります。また虹彩部分の色が濃くなる症例もあります。使用を中止すると、色素沈着は治まる場合もあるようですが、個人差があります。
  • 目の充血:目に入ると目が充血することがあります。異物感、痛み、かゆみなどが続くと角膜障害の疑いもあります。
  • 目の周りの皮膚が薄くなる:ビマトプロストには、脂質が減少するという作用もあります。長年ビマトプロストを含む目薬を使用していると、目の周りの皮膚が薄くなったという症例があります。この作用により、まぶたが垂れ下がったようになります。この副作用も、使用を中止することで治る場合もあるようですが、深刻な場合は元に戻ることは難しいようです。
  • 胎児への影響:動物実験上ではありますが、ビマトプロストを使用すると奇形、死産など、胎児への影響があることが確認されています。

ビマトプロストを含む薬やまつ毛美容液は、まつ毛を伸ばす効果は高いようですが、副作用も高い成分であることを理解しておきましょう。

 

まつ毛を伸ばす目薬や美容液の購入方法

ルミガンや、グラッシュビスタは、医療機関や美容整形などのクリニックで、処方してもらう必要があります。

ラティースも、美容整形外科などで、取扱いがあるクリニックがあります。

処方箋なしで購入したい場合は、個人輸入や輸入代行を行っている企業から、購入できます。

医療機関や美容整形などのクリニックで処方してもらう場合は、治療目的ではないため全額自己負担となります。

保険が適用されないため、購入場所によって金額の幅があります。

それぞれの相場は、以下の通りです。

  • ルミガン:3,000~6,000円
  • ケアプロスト:2,000~4,000円
  • グラッシュビスタ:10,000~20,000円
  • ラティース:10,000~20,000円

個人輸入や通販などを利用すると、もっと安くなる場合もあるようです。

グラッシュビスタも、国から認可されていますが、治療目的ではないため全額自己負担です。

本来の目的以外で薬を使用した場合や、個人輸入などで購入して健康被害にあった場合は、補償制度はなく、自己責任になります。

グラッシュビスタは、国が認可した薬のため副作用で健康被害などがあった場合は、給付金などの制度があります。

 

まとめ

薬を使用して、まつ毛を伸ばすには、少しリスクが高いかもしれません。

本来は、緑内障のための目薬の副作用を応用的に、使用しているものです。

どうしても使ってみたい方は、リスクを理解し、出来る限り安全に利用できる方法を見つけましょう。

または、まつ毛を伸ばす、より安全な別の方法を考えてみましょう。

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