【美しさ半減?!】胸の谷間にできるニキビの原因と対策は4つ!
胸元の開いた服を着た女性や、ビキニを着た女性の谷間には、同じ女性でも目を惹かれてしまいますよね。
でも、そのつい目がいってしまう胸元に、ニキビ跡がいくつも並んでいたらどうでしょう。
一瞬にして不潔な印象になってしまいます。
「あの子顔は可愛いのに見えないところは汚い…」と、つい思ってしまいませんか。
女性にとって、顔のニキビと同様胸の谷間のニキビも、自分の印象を左右してしまうのです!
胸の谷間のニキビは、背中のニキビに次いで多い肌トラブルです。
今回は、いざという時に、美しい谷間を披露できるよう、原因やその治し方、予防法をみていきましょう。
胸の谷間ニキビの原因は4つ
アクネ菌
胸の谷間も、顔と同じ皮膚でできているので、胸の谷間ニキビの原因の一つは、顔と同じくアクネ菌の増殖にあります。
アクネ菌は、汗などの体の汚れや酸化した皮脂により増殖し、毛穴に炎症を起こします。
皮下でどこに炎症ができるかで、赤ニキビ・黄ニキビ・黒ニキビなどの種類がありますが、谷間ニキビもでき方としては同じです。
アクネ菌が増殖しやすい汚れとはなんでしょうか。
・自分の体から出る汚れ
谷間は汗をかきやすく、皮脂の分泌が活発な場所になります。
また、手や顔のように汚れたらすぐに洗い流すことができない部位なので、1日を通して汚れが溜まっています。
そんな胸の谷間は、ニキビのできやすい部分と言えるでしょう。
・ホルモンバランスの乱れによる皮脂の過剰分泌
思春期のニキビの原因の一つに、成長期のホルモンバランスの乱れによる皮脂の過剰分泌がありますが、胸の谷間ニキビは成長期が終わってからできますね。
なので、食生活や生活リズムの乱れ、過剰なストレスなどによるホルモンバランスの乱れによる皮脂の過剰分泌により、胸の谷間ニキビもできやすくなると言えます。
・洗剤
ボディソープやシャンプー、コンディショナーのすすぎ残りも肌にとっては汚れになり、せっかくの頭を洗う行為も菌の増殖に一役買ってしまっています。
以上の、谷間の汚れにアクネ菌がついて増殖することが、胸の谷間ニキビの主要な原因です。
それに加え、胸の谷間は下着により蒸れやすい部位のため、菌が繁殖しやすい環境にもあり、アクネ菌が増えやすいのです。
マラセチア菌
胸の谷間は、見た目はニキビと区別がつかないカビの一種であるマラセチア菌を原因とするマラセチア毛包炎になりやすいのです。
毛穴の炎症であることは変わりないのですが、治療の塗り薬の種類はアクネ菌のニキビと異なります。
刺激
ブラジャーや補正下着で締め付けたり、何気なくゴシゴシこすって洗ったり、顔と違いつい対策を怠りがちな紫外線、ラメ入りのボディクリームなどの刺激も、胸の谷間ニキビの原因になります。
乾燥
顔のニキビもそうですが、肌が乾燥しすぎることでも胸の谷間ニキビができやすいのです。
乾燥の原因はいろいろありますが、皮膚が乾燥すると、ターンオーバーが乱れ、毛穴が詰まってしまいニキビを引き起こすこともあります。
胸の谷間ニキビの対策と予防4つ
アクネ菌を増やさないために
・汗をかいたら
トイレなどでこまめに拭いて清潔にしましょう。
デオドラントシートなどを常備しておくと、便利ですね。
・ホルモンバランスが乱れない生活
規則正しい生活リズムに近づけたり、バランスの良い食事を摂ることが大事ですね。
バランスの良い食事がなかなかとれない人は、「体に悪いものを摂らない」よう心がけるだけでもだいぶ違います。
サプリメントを使用してもいいですね。
睡眠を十分とり、毎日の運動やマインドフルネスなどを取り入れて、ストレスは早めに解消していきましょう。
・体を洗う順番
体を洗うために使う洗剤が、体を汚す原因になるなんて残念なことですよね。
そこで、入浴中の体を洗う順番をまず見直してみましょう。
[ 頭→顔→体 ]の順番に洗っていくと、良いですね。
また、洗剤の中には、シャワーで流しただけでは落ちないものもあります。
自分の使っている洗剤が、タオルなどでこすりながらでないと洗剤が落ちないのか、シャワーだけできれいに洗剤が落ちるのかなども確かめてみるといいですね。
その場合、手鏡にシャンプーなどをこすりつけて、シャワーで流してみるなどして確かめてみてください。
マラセチア菌を増やさないために
菌は体の汚れにくっつき増殖します。
アクネ菌対策と同様に、こまめに谷間を清潔にしたり、シャンプーなどのすすぎ残りがないようにしっかり体を洗い、体をきれいに保つことが大切です。
谷間への刺激を減らす
・蒸れによる菌の繁殖
湿度と気温が高いと、菌が繁殖しやすいことはわかりますよね。
下着は蒸れない素材の綿やシルクのものを選びましょう。
寒さ対策用の化学繊維の下着も、エアコンの効いた室内では汗をかく原因にります。
・胸の谷間への刺激。
締め付けのきつくないノンワイヤーのブラジャーを選んだり、紫外線対策をしてから日に当たるなど大事ですね。
洗剤をよく落とすためにゴシゴシしすぎてもいけません。
柔らかい素材のボディタオルを体をなでるように使いましょう。
ラメの入ったUVクリームや保湿クリームは刺激が強いです。
使用後はゴシゴシこすることがないよう、クレンジング剤を使ってやさしくしっかりと落としましょう。
谷間を乾燥から守ろう
保湿のしすぎも毛穴を詰まらせますが、肌の乾燥も古い角質が取れずに毛穴が塞がれ谷間ニキビの原因になります。
乾燥を防ぐために、まず紫外線に晒しすぎないようきをつけましょう。
胸元を出すときは紫外線対策を忘れずに。部屋の湿度を管理したり、毎日ゆっくり湯船に浸かることは、乾燥対策だけではなく、血行を良くするためにもいいですね。
できてしまった胸の谷間ニキビの治し方
アクネ菌が原因のものには、顔のニキビと同じようにケアをしましょう。
まず、清潔を保ち、つぶしたりしないよう気をつけます。
アクネ菌ニキビ用の塗布薬やローションも市販されています。
専用のものを使って、すぐ治療をしましょう。痛みや腫れがひどいものは、皮膚科を受診し、対処してもらいましょう。
マラセチア菌によるものは原因がカビの一種なので、炎症を抑える薬ではなく、抗真菌薬を使います。
皮膚科を受診し、原因を知った上で正しい塗布薬を使用しましょう。
乾燥によるものはもちろん保湿が大事です。
専用のローションやクリームを使い、治しましょう。
できてしまった胸の谷間ニキビは、跡にならないようにすることが大事です!
刺激しないような下着を選び、早く治しましょう。
まとめ
いかがですか。
胸の谷間ニキビの原因と対策、治し方を見てきました。
胸の谷間というのは、女性の年齢に関係なく、案外ときれいな肌の状態を保っています。
それは、顔ほど外部に出る機会がなく、洋服に守られ、紫外線にも当たらないからです。
そんな谷間ですから、ニキビの黒い跡も顔以上に目立ちますよね。
不思議なことに普段見えない部分が汚い時こそ、不潔っぽく見えるものです…
胸の谷間のニキビの予防に勤しみ、できてしまった時は、跡にならないように気をつけて治療しましょうね。