• 投稿日 2017.6.13 - 更新日 2017.6.13

プレ更年期とは?!30代、40代の生理不順はプレ更年期のせい!?

30代、40代に突入した途端、体の変化を数々感じている方もいるかもしれません。

気になるのは最近増加傾向にある、プレ更年期障害です。

更年期は卵巣機能が、老化していくのが原因です。

生理不順が起こるのも、卵巣の急激な老化が原因なのでしょうか?

今回は、プレ更年期障害と生理不順についてお伝えしていきます。

 

プレ更年期とは?

プレ更年期の「プレ」とは「~の前」という意味があります。

プレ更年期は更年期の前段階、卵巣機能の曲がり角にあたる時期といっていいでしょう。

実際、卵巣の機能が衰え始めるのは、30代~40代からといわれていますから、プレ更年期は30代~40代が入口といえます。

卵巣機能の衰えは30代から

卵巣機能の衰えは、急に始まるのではなく、30代頃から徐々に始まります。

20代では活発だった卵巣機能の働きも、30代に入ると働きは緩やかになり始めます。

そして、閉経にむけてゆっくり卵巣機能が活動を停止していきます。

閉経の平均年齢は日本女性では50代ですから、約20年かけて閉経の準備をしていることになります。

ですから、ある日突然閉経!ということはありません。

 

更年期とは?

更年期とは、閉経になるまでの前後数年の時期を指していいます。

女性は体の機能上、閉経が避けられませんが、それは自然なことです。

閉経の原因

女性は生まれたときに、体内に持っている原子卵胞の数が決まっているといわれています。

原子卵胞とは、卵子のもとになる細胞です。

この原子卵胞が加齢とともに減少し、なくなると閉経に至ります。

更年期障害

閉経前後は、女性ホルモンの急激な変化が起こります。

その影響によって、生理不順、生理時の出血の増減、動悸、ほてり、情緒不安定、など心身ともに不快症状が起きやすくなります。

では、プレ更年期に起こるといわれる症状の、生理不順などの症状は、更年期が早く始まったということでしょうか?

 

プレ更年期障害と更年期障害の違い

プレ更年期に差しかかかると、生理不順、情緒不安など更年期障害に似た症状が現れることがあります。

こうした、生理不順やイライラなどの心身の不快感を、プレ更年期障害といいます。

大きな原因は、ストレス、女性ホルモンの乱れだといわれています。

ストレスが引き金になっている点が、更年期障害と大きく違います。

プレ更年期障害は、卵巣機能の衰えも関係ありますが、大きな原因はストレスです。

 

プレ更年期障害の原因

プレ更年期障害の原因には、ストレス、女性ホルモンが大きく関係しています。

ストレスが体に蓄積されていくと、自律神経の働きが狂い、女性ホルモンのバランスも乱れ、生理不順などの症状が現れます。

自律神経の働きに、直接作用しているのが、脳の視床下部です。

そして、女性ホルモンに作用しているのが、視床下部の近くにある脳下垂体です。

二つの器官は近くにあるため、それぞれ影響を受けやすいのです。

ですから、自律神経を整えることは、女性ホルモンの分泌を正常にすることにつながります。

自律神経、女性ホルモンの働きを乱しやすいストレスを、解消することが重要です。

ストレスが過度にかかったり、積み重なっていくと、生理不順が起きることが多くなります。

様々な生理不順

生理不順といっても、生理周期の間隔、出血の量、生理の期間がどれくらいかなど、症状別に分かれています。

  • 稀発月経(きはつげっけい):生理周期が39日以上と長い
  • 頻発性月経(ひんぱつせいげっけい):24日以下の短い間隔で生理が起こる
  • 過長月経(かちょうげっけい):生理が8日以上続き、なかなか終わらない
  • 過少月経(かしょうげっけい):整理が1~2日で終わる
  • 続発性無月経(ぞくはつせいむげっけい):生理が来る時期に、生理が来ない状態が続く

生理不順が一時的なもので、周期や出血量が戻れば、さほど心配することはありません。

 

プレ更年期障害の要因は生活習慣

生理不順などの原因は、ストレスと女性ホルモンの乱れが大きな原因です。

ストレスを溜めながら、女性ホルモンが乱れる生活を送っている方は、要注意です。

心身のストレス

プレ更年期にあたる30代、40代は、ライフイベントが起こりやすく、心身にストレスがかかりやすい時期です。

働きづめで自分のことが後回し、という方はストレス過多かもしれません。

睡眠不足

睡眠不足は、ストレスを蓄積されやすくします。

睡眠が足りないと、体の疲労も蓄積され、体の不調から、さらにストレスが溜まりやすくなります。

ダイエットに力を入れすぎている

過度なダイエットは、体に必要な栄養分が行き渡らず、常に体調不良、疲労状態になります。

体の不調は、女性ホルモンの分泌に影響を与え、不妊症の原因にもなります。

プレ更年期障害は、どんな生活を送っているかが関係しています。

注意したいのは病気が原因で、生理不順が起きている場合です。

 

生理不順に隠れた病気あり?!

生理の長さや出血量が変動したからといって、一概にすべての方が不順だとはいえません。

不順や出血量の原因には、病気が隠れていることもあります。

  • 稀発月経:多嚢胞性卵巣症候群など卵巣の病気、下垂体機能低下など
  • 頻発性月経:卵巣機能の低下、無排卵性頻発月経の可能性
  • 過長月経:子宮筋腫、子宮内膜症など子宮の病気の可能性
  • 過少月経:無排卵、ホルモンの分泌異常など
  • 続発性無月経:染色体異常、ホルモン分泌異常、子宮や膣の異常など

もし、上記のような症状や、いつもと違う、無月経状態が続くなどの場合は、医療機関で一度見てもらいましょう。

ほかにも、薬が原因で不順などになることもあります。

ピル、抗うつ薬など、薬を常用している方は副作用で、生理不順、出血量に影響がある場合があります。

その場合も、一度医師に相談してみましょう。

 

プレ更年期の過ごし方

30代、40代は、なにかと忙しい年代ですが、生理不順の方は、生活改善をしてみましょう。

運動

運動による疲労感は、質の良い睡眠に導きます。

また、血流も良くなるので、子宮や卵巣を含め、各器官にも栄養分が運ばれやすくなります。

食生活

栄養に気を配った食事を心がけましょう。

大豆製品に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンの働きを補助するのでおすすめです。

食事だけで、栄養分を補うのが難しい場合は、サプリメントを利用しても良いでしょう。

ハーブを利用する

ハーブティーやアロマテラピーには、血行促進、精神安定作用などの効能があります。

上手に取り入れて、心身をリフレッシュさせましょう。

漢方

心身の疲労や不調には、漢方も有効です。

即効性はあまりありませんが、体質改善には有効な方法のひとつです。

体を温める

冷えることで、自律神経の働きを乱すことがあります。

そのため、女性ホルモンの分泌状態も悪くなり、生理不順などの原因になることがあります。

体を常に温めて血流を良くすることで、自律神経の働き、女性ホルモンの分泌も改善します。

禁煙

タバコに含まれるニコチンは、血行不良の原因になります。

体への悪影響が大きいので、できれば禁煙しましょう。

難しい方は、本数を減らすよう頑張りましょう。

 

まとめ

プレ更年期は、女性にとって変化の多い時期でしょう。

ストレスも知らないうちに蓄積されます。

体は正直ですから、生理不順やイライラしやすくなったなど、体の変化は休息のサインかもしれません。

ひとつしかない体ですから、大切にしましょう。

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