• 投稿日 2017.6.2 - 更新日 2017.6.2

生理不順で月に2回も生理!?頻発月経は不妊症に注意して!!

 

1ヶ月の間に2度も生理があったり、いつもより出血が多かったり少なかったりと、女性には生理不順の心配がつきもの。

生理が早く来てしまう「頻発月経」は、不妊症や貧血引き起こすことがあります。

早く気づいて、健康な生理のサイクルを取り戻しましょう。

 

健康な生理のサイクル

生理が始まった日から次の生理が始まる前日までが、「月経周期」と呼ばれる月経の1サイクルです。

個人差が大きく、25日から38日が正常な範囲とされています。

平均の周期の28日には、95%の女性が当てはまるようです。

 

月経周期は4つの期間からなる

月経は、黄体ホルモンと卵胞ホルモンが深くかかわって、子宮の中で周期的に起こります。

初潮を迎えてしばらくすると体も整って、月経の周期も同じ日数に安定してきます。

6日以内であれば、周期が変わっても問題ないとされています。

月経期(3日から7日間ほど)

妊娠しなかったことで子宮内膜がはがれ落ち、経血となって排出される期間が月経期です。

卵胞期(6日から7日間ほど)

月経が終わった後に、子宮の中では次の排卵をするための卵子が育ちます。

子宮内膜も厚くなり、妊娠しやすい環境が整のっていきます。

この期間が卵胞期で、月経周期の長さを決定すると言われています。

排卵期(5日間ほど)

卵胞期で育った卵子が、卵巣から排卵される、最も妊娠しやすい期間です。

黄体期(14日間ほど)

排卵された受精卵が着床しやすいように、子宮内膜が柔らかくなっていくのが黄体期です。

黄体期は生理前でもあり、乳房が張ったり神経過敏になるなどの、月経前症候群の症状に悩まされることも多い時期です。

 

頻発月経とは

24日以下のサイクルで、月経周期が巡ってくるのが、頻発月経です。

2ヶ月以上続くと、病気や子宮に異常があるなどの可能性が出てきます。

頻発月経になると、月経周期が早くなったり期間が短くなったりと不安定になります。

卵子や子宮内膜が成熟しにくいため、慢性化すれば不妊症を招くこともあります。

 

頻発月経はどんな症状?

生理が24日以下のサイクルでやってくるので、1ヶ月に2回もあるように感じる頻発月経は、不正出血を起こしやすく生理の期間も長くなるのが特徴です。

一般的な生理の期間は、1週間ほどですが、10日以上も出血が続くこともあります。

月経の回数が増えれば、出血の量も多くなるため、貧血が常態化してしまうことがあります。

 

頻発月経を引き起こす原因

頻発月経は、成長期の女性、40代以降の女性、産後の女性に現れやすいようです。

原因は、それぞれに異なり、対処の方法も変わってきます。

成長期の頻発月経の原因

初潮を迎えて間もない思春期の女性は、子宮や卵巣の機能が充分に出来上がっていません。

そのため、月経周期も不安定になりやすく、頻発月経の症状が現れることがあります。

40代以降の頻発月経の原因

女性は、40代の半ばあたりから、少しずつ更年期の傾向が見えてきます。

女性ホルモンの分泌量が減少していき、それに伴い卵巣の機能も低下していくので、生理が不順になり頻発月経も見られます。

産後の頻発月経の原因

産後は、体調や精神的にも不安定になりやすいのですが、ホルモンのバランスが大きく乱れやすい時期です。

このことから、頻発月経になりやすいと考えられています。

ストレスも頻発月経の原因

子宮はストレスを受けやすく、精神的なストレスでホルモンのバランスが崩れると、生理不順が起こり頻発月経の原因にもなります。

現代社会にはストレスが多いので、生理不順の原因のほとんどが、ストレスであるともいわれています。

 

頻発月経かも知れないと思ったら

2周期連続で24日以下だったら

成長期の頃から月経周期が24日以下なら、体質的なものであったり、翌月はまた通常通りの月経周期に戻ったら、一時的である場合もあります。

心配を抱えて生活していると、精神的なストレスを増やしてしまいます。

2周期連続で24日以下だった場合は、念のため医師に診断してもらうと安心です。

3周期以上続く場合

頻発月経が問題にされるのは、無排卵が疑われるからです。

3周期以上無排卵が続いた場合、その後自力で排卵することが難しくなり、不妊症に至ってしまうことがあります。

卵胞の成長や排卵を促すなどの治療を、早めに始めることが大切です。

放置しておくと、治療にも時間がかかります。

 

頻発月経の治療法

ストレスが原因の場合

ストレスや不規則な生活習慣が原因であれば、規則正しい生活習慣や、ストレスを発散することで改善することもあります。

ゆっくりと半身浴をしたり、軽い運動や散歩で気分転換をはかりましょう。

温かい食事や飲み物で、内臓から冷えを防ぐことも効果があります。

生理不順を改善するには、規則正しい生活習慣で気持にゆとりを持つことが大切です。

医師による治療

医師に頻発月経と診断されたら、ホルモン剤や排卵誘発剤の薬を服用する治療が行われます。

低用量ピルを処方された場合は、服用している間は妊娠することができないので、早期に妊娠を望んでいる場合は医師に相談しましょう。

貧血対策も重要

月に2度も生理があるなど、頻発月経は生理の回数が多くなり、その分出血も増えるので貧血になりがちです。

良質な血液を作って貧血を防ぐとされる、鉄分を多く含む食品を取るようにしましょう。

レバーは鉄分が多く含まれていますが、妊娠初期や妊娠計画中の女性は赤ちゃんに影響を与えないように、過剰摂取に注意しなければいけないようです。

安心して摂取できる、パセリ、ひじき、きなこ、納豆などで取りましょう。

 

頻発月経を予防する

冷えの予防

頻発月経を予防するためには、卵巣機能を温める「冷え対策」が有効です。

黄体の機能が低下して起こる、生理不順や頻発月経は、生殖器や子宮の冷えが原因と考えられています。

基礎体温を測る

基礎体温を測ると、目に見えない体の状態が分かります。

基礎体温の数値をグラフにして、月経期や卵胞期、排卵期、黄体期ごとの変化を見る習慣をつけて、体の異常を早く発見しましょう。

グラフが平坦で、低温期と高温期に分かれていない時は無排卵の可能性があり、低温期や高温期が平均よりも短い時には、ホルモンバランスに乱れがあります。

毎月の生理の記録を残しておけるので、頻発月経かも知れないと婦人科で診てもらう時に持って行くと、生理不順の症状を正しく診断するための医師の重要な材料にもなります。

基礎体温で分かること

  1. 月経周期
  2. 月経周期の異常
  3. 排卵の有無
  4. ホルモンバランスの状態
  5. 妊娠しやすい時期
  6. 妊娠しにくい時期

 

まとめ

女性の一生の半分は生理がある期間

よく分かっているようでいて、ぼんやりしている生理の知識。

体に出て来る様々なストレスが、生理不順によるものであることも多いようです。

自分の体のことだから、女性の体の基本を作っている月経周期をもう一度見直して、健康サイクルで過ごしましょう。

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