でかいニキビが背中にできた!その原因と対処法や予防法を伝授します。
買い物中、試着室の鏡で背中を見たら、でかいニキビが・・・
衝撃的ですが、温泉やプールなど、人がいる時だったらもっと恥ずかしいですよね!
背中にできたニキビは、気づきにくいものです。
しかも、でかいニキビの場合、放置しては跡が残ったり悪化したりすることも!
ケア方法などを知って、早急に跡形なく、でかい背中ニキビとはお別れしましょう!
でかい!背中ニキビの原因
ニキビは、毛穴に炎症が起きている状態です。膿が溜まることもあります。
その炎症が、皮膚の表面近くで起きているのか、奥の方で起きているのかで、ニキビの見た目や治る時間、痛さや痒さなどに違いが出ます。
では、背中にできるでかいニキビの原因をチェックしましょう。
ブラジャー
ブラジャーは女性なら必ずと言っていいほど着用しているものです。
そのブラジャーの役目は、胸をホールドすることですので、体にタイトに沿うようにできていますよね。
体に沿っているために、ブラジャーが当たる場所は皮膚と繊維の摩擦や、蒸れが発生します。
ストラップや背中のホックなど、強い摩擦や蒸れの刺激は、ニキビを起こしやすく、でかいニキビへと発展します。
シャンプーやコンディショナーのすすぎ残し
入浴時、髪を洗ってすすぐ人は多いと思いますが、すすいだ水が流れた背中をその後清潔にするよう心がける人は実は少ないのではないでしょうか。
シャンプーやコンディショナーが背中の皮膚に付着したままで上がってしまうと、汚れが付着したままになっているので、毛穴が詰まりニキビの原因になります。
毎日すすぎ残しが溜まっていくと、背中にたくさんニキビができたり、治りにくいでかいニキビとなってしまいます。
背中をゴシゴシする
背中は見えないために背中を洗うのはちょっと大変ですよね。
専用のブラシやスポンジが売っているくらいです。
でも、見えないから汚れているかどうかわからず、とにかく綺麗にしようと背中をゴシゴシとこすっていませんか?
その摩擦で皮膚はダメージを受けたり、乾燥したりしてしまいます。
皮膚ダメージや感想も背中ニキビの原因となります。
小さくできてしまった背中ニキビに気づかず、ゴシゴシを続けると、でかいニキビになることもあります。
ホルモンバランス
女性はホルモンのバランスが1ヶ月を通して安定することのない生き物です。
特に排卵後の黄体ホルモンが出ているときは、ニキビができやすい時期でもあります。
その時に肌に刺激を与えたり、脂っぽいものを食べたりとニキビができやすい行動をとると、でかい背中ニキビができやすくなってしまいます。
栄養の偏り
「不摂生」は、間違いなくニキビの原因です。
背中だけではなく、顔にも出てくるのが栄養バランスが崩れた時のニキビです。
皮膚の深いところにできるでかいニキビとなって出てくることが多いようです。
便秘
便秘をする人は、体の代謝が悪い人ですね。
体の代謝が悪くて便秘にもなってしまう人は、肌の代謝も悪く、ターンオーバーが正常に行われないため、老廃物が溜まってでかい背中ニキビを引き起こします。
背中は、洗いづらい場所なので、余計にニキビができやすいのです。
でかい背中ニキビ?似ているけれど違うもの
背中に、でかいニキビができてしまったと思っても、実はニキビではない場合もあります。
ニキビではない場合、対処法も変わってくるので専門機関で見てもらうと良いでしょう。
マラセチア毛包炎
ニキビは、毛穴にアクネ菌が繁殖して炎症を起こしますが、これは体の常在菌であるマラセチア菌が毛穴で炎症を起こすものです。
常在菌なので、菌をなくすことは不可能ですが、清潔にすることで防ぐことができます。
背中ニキビがでかいと思ったら、マラセチア毛包炎を疑っても良いでしょう。
粉瘤(ふんりゅう)
「アテローム」とも呼ばれる粉瘤は、ニキビに似ていますが、良性の腫瘍です。数mm〜20cmまで色々な大きさのもがあります。
これは、老廃物などが皮膚内に包まれて溜まってしまうもので、ニキビと違うのは匂いがきついということです。
比較的でかいニキビのように見えるので、もし背中にでかいニキビができたと気づいたら、皮膚科で粉瘤かどうか確かめても良いでしょう。
でかいニキビが背中にできてしまったら、これで対処!
背中にでかいニキビを見つけてしまったら、いくつか対処法があります。
自分に合っている対処をしましょう。
皮膚科受診
専門家に見てもらえば、背中のでかいできものが、ニキビか他のものかわかります。
絶対に跡を残したくない、すぐに治したいと思う人は、まず皮膚科を受診してください。
抗炎症成分の外用薬
背中のでかいニキビを早く治したい人は、手軽に入手できるドラッグストアなどで売っている塗布薬を塗ってみましょう。
オロナイン
昔から愛された医薬品クリームです。
火傷や虫さされなどにも効果があるようなので、常備薬として一つ持っていてもいいかもしれませんね。
背中のでかいニキビに綿棒などを使ってそっと塗りましょう。
クレアラシル
抗炎症成分が入った医薬品クリームです。
素早く炎症を抑えてくれるので、でかい背中ニキビを発見したら炎症を抑えて素早く治しましょう。
テラ・コートリル
クレアラシルと同様に、抗炎症成分が入った医薬品クリームです。
素早く炎症が治まった方が、かゆみや痛みも治りがはやく、跡が残る心配も減ります。
ローション保湿
背中の皮膚の乾燥は、背中ニキビの原因となります。
でも、もしでかい背中ニキビができてしまったら、クリームや乳液タイプの保湿はニキビの悪化を促すため避け、ローション保湿に切り替えましょう。
抗生物質
自分が「傷が膿みやすい」タイプなら、炎症がひどいでかい背中ニキビを見つけたら抗生物質を処方してもらいましょう。
赤く炎症が起きている場合、すぐに炎症は治るでしょう。
いつまでも赤くなっていると、摩擦などでニキビが潰れて、跡が残る可能性があります。
背中に、ニキビ跡の色素沈着がいくつもあると、みっともないですよね。
背中への刺激を避ける
背中にでかいニキビができてしまったら、背中の皮膚への刺激を極力避けましょう。
ゆったりとした下着をつけたり、背中に切り替えのない洋服を選びましょう。
また、背中をゴシゴシ洗うことは避けます。
寝るときに背中を下にしないで、横になって寝るようにしても良いでしょうね。
でかい背中ニキビはできる前から予防を!
背中ニキビは、できても気づかないことが多いため、ニキビが潰れて跡が残ったり下着が汚れたりしがちです。
でかいニキビは、できる前に予防しましょう。
清潔にする
背中をゴシゴシしてはいけませんが、優しく洗い清潔に保ちましょう。
入浴時は、シャンプーやコンディショナー、入浴剤はよく洗い流してから上がるのが良いですね。
また、下着も清潔なものを選び汗をよく吸う、綿や絹などの天然素材を選びましょう。
早寝・早起き、適度な運動とバランスの良い食事
どんな体の不調も、これは気をつけないといけませんね。
むしろこれを守っていたら、大概の体の不調は何処かへ行ってしまうと言ってもいいでしょう。
ホルモンバランスが必要以上に乱れたり、寝不足や運動不足にならないように、規則正しい生活リズムで過ごすことは一番大切なことですよね。
また、栄養バランスを考えた食事をしたり、食べ過ぎや食べなさすぎなど食生活を整えましょう。
生活リズムと食生活を整えることで、ちょっとしたストレスにも対応できるホルモンが分泌されてくることも大きい効果です。
背中への刺激を減らす
あなたのブラジャーや下着は、サイズが合っていますか?
必要以上に締めていませんか?
正しいサイズのブラジャーをつけることで、必要以上の摩擦を背中に与えなくて済みます。
一度サイズを確かめてみてくださいね。
また、洋服の洗剤は皮膚に優しいものですか?
肌への刺激が少ないものを選び、背中への刺激を減らすことで、でかい背中ニキビを突然発見しなくてもよくなると思います。
まとめ
いかがですか?
突然見つけるでかい背中ニキビは、見た目も良くないですし、何より自分が不快ですよね。
できてしまったものは、正しく対処し、可能であれば日常的に背中にニキビができないような生活を送れると良いですね。